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間違えてはいけないボール選び。

ゴルフボールにはヘッドスピードで大まかに分けるパターンや、性別で分けるパターン(今はそんなにないかな?)レベル別で分けるパターンなど様々なユーザーに対してボールが売られています。

しかしこのボール選び、細かい事言わずにズバッと分けると 
ディスタンス系 OR スピン 
しかないわけです。
間違えてはいけないボール選び。

この2択しかないボール選びを外しちゃ話にならん。と言うのが今日のお話

まずディスタンス系の特徴は
=飛距離特化型
ボール自体の飛距離性能を上げる事によって、非力なゴルファーでもティショットを飛ばし、セカンド以降のハンデを埋めてくれるボール。メリットは飛ぶ デメリットはスピン少ない。

逆にスピン系の特徴は
=スピン増安定型
スピン性能がUPしたことによりボールをその場に留める性能が優れている為、ピンをデットに狙える。メリットスピン多い デメリット飛ばない。


と、こんな感じの説明をしておけば99%の人を納得させることが出来る様な説明。
これを踏まえて。。。飛ばないアマチュアゴルファーや女性などの場合、どれをチョイスしたらよいのか?さぁ!みんなでかんがえよぉう!となると。。。
答え→ディスタンス系と答えるんです。

大間違いΣ(゚д゚lll)

コースで考えてみましょう。
いつもは220yしか飛ばないプレーヤーがディスタンス系ボールを使い240yの地点にボールを飛ばしました。
間違えてはいけないボール選び。
普段の残り距離が150yなのに対して今日は130y。2番手短い距離です。
間違えてはいけないボール選び。

やった!セカンド短い距離なのでコース戦略が簡単になりました!
とはなりません。
アイアンも飛ぶという事を受け入れましょう。
ヘッドスピードもスイングも変えずに飛ぶという事は、=スピンが減るんです。
そもそもスピンの入り難いドライバーで20yも飛んだボールが、スピンが多くかかるアイアンでその性能を削がれた場合どうなるかと言うと、ドライバーの時よりも思いのほか強く効果が出てしまい
9番のスピン量は7番に近くなります
間違えてはいけないボール選び。
結局7番スピンの状態ですから、落とす範囲の狭さ(縦方向の難易度)は変わらない。

9番で打っているわけですから、球の高さのぶん止まるエネルギーが変わりそうなもんですが、そもそもゴルフボールの落下角度は高さが必要なので、ボールにエネルギーを与える方が少ない飛ばないゴルファーは最高到達点が低いため落下角度が出せず、効果なんてほぼ0です。


で、ここから更に話を広げます。
今まではフェアウェイ+ナイスオンと言う完璧な状態でのスピンのお話でしたが、ティーショットがラフの場合はどうでしょう?
大前提ヘッドスピード無く飛ばないからディスタンス系をチョイスしたという事で、そもそもラフの時点でランの幅は膨らみます。
これがスピン系ボールでもグリーン幅ギリギリのプレーヤーの場合、ディタンス系ボールで打つとこうなります。
間違えてはいけないボール選び。
もうグリーンには落とせない。
なにも簡単になっていません。



次。グリーンを外した場合。

ディスタンス系ボールでスピンが少ない為に、落としどころは限りなく手前のカラー付近になりますので、手前バンカーは毎度危険になります。
そしてピン手前の状態でバンカーに入れた場合。
カラーからピンまで距離がないのにも関わらず、スピン性能がないボールで打ちます=止まりません。

つぎ、止まりにくいディスタンス系ボールが奥に外れた場合。
受け(奥に上っている)グリーンの一般的なコースであれば、下りのアプローチ+ディスタンスボールの組み合わせで寄る気配がありません。
過去記事に書いてます↓


それから~スピンをかける為に設計されたクラブのスピン性能をボールで削いでしまえばクラブの性能を殺すのと同じ事です。アイアンよりも更にスピン性能に優れたウエッジでのディスタンス系の組み合わせは、ウエッジを持ってのランニングアプローチです。
間違えてはいけないボール選び。
球筋のイメージが難解過ぎますw=寄りません


このようにディスタンス系のボールはそのスピン性能を切り捨てた事によって、ピンポイントに納めないといけないアイアンの性能を潰してしまうばかりか、約30m×30m程のグリーンに納めることさえ難しくさせてしまう。加えて最後のリカバリーであるアプローチでさえも難かしくしてしまいます。。。。。。。。。。。
だけじゃなくて

飛ぶ=ティーショットも難しくなる
間違えてはいけないボール選び。
というお話。



スピン系のボールは確かに飛距離で劣りますが、体力の落ちたヘッドスピードの遅いゴルファーが唯一スピンをかけられる番手が増えることを考えると、結果的に攻め方のバリエーションは確実に増えるという事です。

しかしまあゴルフと言うのは進化がすごいスポーツでしてw
飛ぶ、止まるの相反する性能を持ったボールが作れてしまうすごい技術があって(´・ω・`)これが2ピース3ピースボールという物。
間違えてはいけないボール選び。
なんか魔術の図みたいになってしまいましたがこんな構造ですm(__)m
カバーを柔らかくして衝撃の小さなウエッジやアイアンではスピン増。中心(コア)を硬くする事でドライバーで潰れた時には飛距離を与えてくれるいいとこどり。

これがいわゆる競技ボールなわけです プロV1 Z-TX クロムソフト とかね? 
競技ボール=上手い人しか使いこなせないのではなく、飛んで止まって戦略が簡単だから競技者が使うんです←これ重要
財が許すならば競技ボール一択万々歳です。

あ。2ピース3ピース構造でも何でもいいわけじゃなくて、全層が飛距離寄りのボールが見られますが、打って気持ち良いのは飛んでいる光景を眺めている時だけ。一歩コースに出りゃ自分を苦しめる要素が多いわけです。


今回の記事は以上。。。なんですが、実はこの記事の1か月に同じテーマで編集してた記事がひょっこり出てきましてw

また内容がちょっと違うのですがそちらもそのまま続投稿します。m(__)m
文章が被っているところがございますが適当に読み流してくださいww

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