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飛ばすためのシャフト選び。

シャフトには様々なフレックスがあり、X、S、Rというように硬さが異なります。

この硬さを選ぶ基準を
ヘッドスピード
なんてボーッと考えてたら。。。。。大損しますよ(´・ω・`)というお話。

ビュンビュン気持ちよく振るだけならビッタビタの柔らかシャフトのほうが圧倒的に楽なのですが、ヘッドはシャフトの流れからそれて斜めに装着されているため、シャフトが柔らかいとそれに比例してヘッドはよく動き、フェースの左右を向く幅も広がります。トゥダウンもするし
飛ばすためのシャフト選び。


『ヘッドがよく動く。フェースも左右を向く』
この文章があるからフレックスをヘッドスピードに合わせなきゃ!と足踏み揃えてしまうのですが。
ヘッドの動く幅でズレが生じるのは一体どんな状況か?
フェースが左右に振れる向きが一定にならないのはどの状況か?
これをよく考えれば、フレックスの合わせ方は自由なものだということが分かってきます。


まずシャフトが最初にしなるのはスイングの切り返し地点
飛ばすためのシャフト選び。
そしてそのエネルギーが解放され、逆方向にしなる『しなり戻り』『逆しなり』の状態は大体ここです。
飛ばすためのシャフト選び。
※逆しなりについては、ほぼ遠心力で消えるため(正面からしなりは観察しにくい)図は力の動きを可視化したものだと思ってください。

しなり幅は当然フレックス(硬さ)の影響を受けるため、R>S>Xというようにその振れ幅は大きくなります。
飛ばすためのシャフト選び。
飛ばすためのシャフト選び。
しなり『だけ』の話でいけば上記のような話になるために、フレックスによってシャフト個々の特徴が出るのですが。。。。。。。。。。。
インパクト付近の遠心力が働いた状態であればどのフレックスであってもシャフトとヘッドは一直線になります。
※重心位置によるヘッドの向きの話は細かいので別の日にお話しますm(_ _)m

しなりと遠心力によるストレート状態(+αですが『逆しなり』も一応頭に入れておいてね)を見やすくするとこんな感じ
飛ばすためのシャフト選び。

やっぱりしなり幅が全然違いますね。
飛ばすためのシャフト選び。
Rだとこんなに大きく動きますが。。。。
飛ばすためのシャフト選び。
ヘッドスピードが同じであればずっとここです。
飛ばすためのシャフト選び。
プレーヤーがクラブの速度を変えないかぎり、シャフトは↑この形でしかインパクトを迎えないんです。


スイングの上げる下ろすのタイミングは人間は驚く程正確で、今日クラブ握りましたぜ!!という人であればそりゃバラつきますが('Д')クラブを振ることは慣れてきたというようなコースで150打打つような駆け出し初心者でもかなりの精度で揃います。
そしてそのタイミング同様、ヘッドスピードもかなりの精度で揃います。

あ振り遅れた!
加減しすぎた!

という感覚は、毎日打ち続けてきた自分のスイングだからこそ鋭く大きく気づくだけで、モノ(シャフト)に対して致命的な変化は与えません。
それでも確かに変化しているのは事実なので話を進めますが、感覚で察知したスイングスピードの変化と言うのは、シャフトのしなりの関係性がここから
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ここに変化するだけであって
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コースから消え失せるような程、こんなにブレるわけじゃありません。実際はもっとぶれると思っている人が多いかもしれませんが|д゚)
飛ばすためのシャフト選び。
スイングの強弱がシャフトのしなり幅と一致すると考えているから変な話になるんです。 

しかしながらやはり、人間は正確無比じゃないんだから、ズレたときのことを考慮すれば硬いフレックスの方がミスを最小限位抑えることが出来るとイメージしやすいのですが、そのーなんともまぁ。。。。そんな単純な話ではないんです。

振りやすいシャフト(よくしなるシャフト)の場合、自分が思うよりも速いヘッドスピードを産んでくれます。
速いということは切り返しからフォローまでのスピードと遠心力のエネルギーが大きくなる。
前半でも説明したように、遠心力という力は物を一直線にしてしまう為、早く振れば早く振れるほどその力は大きく働き、シャフトとヘッドの向きを揃える方向に作用する=プレーヤーが力を使わなくとも勝手に揃う
飛ばすためのシャフト選び。

加えて。遠心力が強く働いている時にはスイング軌道上を俊敏にクラブが動いているということである為、スイング軌道もそのスピードで整えられる(フォローまでたどり着くのが容易)わけです。

シャフトの生む力で後押しされると、スイングの軌道とヘッドの向きの正確性は増し、このエネルギーは人間のエラーな動きを抑える方向に働く。これを考えると、柔らかいシャフトはすんご~~~~~~~く。 大きなメリット。

ビュん!と走るシャフトがコースでは使いにくいと予想するのはゴルファーが頭で考えてるだけであって柔いシャフトにビビってしまうのは過去の失敗例や頭に詰め込んだ過剰な常識による『考察』や『メンタル』の問題であり、ただの物体であるクラブは同じ動きしかしません。

たまに起きるエラーを警戒しすぎて毎回シャフトの飛距離性能をキャンセルすると言うのは。。。。。。得策じゃないm(_ _)m
シャフトの飛距離性能を消すという事は、毎回2打目は遠くなるんです。毎回ですよ。
毎回10yロスだったら、10回打てば100ym(_ _)m100回打てば1000ym(_ _)m これはどエライ差ですw


シャフト&ヘッドスピードは一定のわかりやすい基準として目で流し見る程度であれば良いのですが、事細かに自分のヘッドスピードを計測し、シャフト重量も測定し、飛距離との誤差も考察して考えても。。。。考えるのが楽しいのがメインになってしまいます。

そもそもシャフトは飛ばすための機能がメインであって、方向性、剛性、ねじれ、などの方向性をUPさせる考えは後から産まれたテクノロジー。方向性だけのシャフトであればガッチガチの短尺鉄筋を振れる長さでさせば良いわけです。
飛ばすためのシャフト選び。
鉄筋刺さないでしょう?

飛ばすためのシャフトの特性を活かすなら、スイングが早けりゃ早い程よい。
しなりを最初に産む切り返す瞬間とのマッチングが重要。
(スイングタイプの話は今日は置きますm(__)m)
自分の切り返しのタイミングとシャフトの組み合わせが一番しっかり来るフレックスが、最速ヘッドスピード実現には近い訳です。

綱引きしてるのに息が合わない仲間では力は出せない。
切り返しのタイミングもそれと同じようなものと考えればわかり易いかなと(´・ω・`)

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