SNELL GOLF MTBボール
SNELLゴルフはプロ契約などのコストを排除したゴルフボールメーカーです。
プロV１（タイトリスト）やツアープリファード（テーラーメイド）設計者が設立したメーカーなので性能は文句なしなのですが（GETSUMはちょっとアレですが）
一番好んでいる点はツアーボールでありながらカバーの耐久性が抜群に良いということ。
カバーが強いのに中身はツアーボール。こんなの使わない理由がない！
ウエッジやボールの話が好きな店主このSNELLボールが大好きでREDを２年使用していますが、少し前に新商品MTBーXが発売されましたので今までの４シリーズを打ち比べてみました。
※ラウンド数は１２ラウンド。４ホールごとにボールを変えた統計が今回の結果。アプロ－チ、パター、ベアグラウンドに関してはラウンドに加えて自私有地などでの１時間×15日分の評価です。
まず、リフティング
①RED②GETSUM③BLUCK④X の順で柔らかい
REDとGETSUMは柔らかさという点ではかなり近いのですが、REDの音は丸みがあるというか響き方が全然違うｗ
REDはカバーなどの表面の柔らかさとその次にある層の硬さの『差』を感じますが、GETSUMは外も中も全部柔らかい感じm(_ _)mソフトフィーリングというのを通り越して『ベッチョリ』という感覚に近いです。
BLUCKとXの差もまた微妙なのですが、BLUCKはカチカチパチパチとした当たった瞬間の硬い部分を感じますが潰れないわけではない。
Xは表面柔らかいが中層もしくは中心核の硬さが混ざって感じるために重さを感じます。
リフティング程度の潰れ度合いだと、全部含めてBLUCKとXは『同じくらい』に感じます。
BLUCKの方が音はカチカチいうのに中心の『柔らかさ』という点ではXより上に感じるため、言葉で表現するには微妙～～～～な変化ｗ でも確かに互の特性の違いは存在しますm(_ _)m
パッティング
リフティングのフィーリングそのままなので、特に変化は何も無いのですが。GETSUMは柔らかすぎて、どんだけ打ったのか、どこに当たったのか分からずグニグニでとても扱いにくい印象ｗｗ
ソフトタッチや柔らかな感触というのも、一定のラインを超えると感性を鈍らせるように感じます(ﾟ∀ﾟ)
グリーンが速い場合や芝が薄くなる寒い季節であれば、ある程度の硬さの感触があったほうがプレーヤーにとっては分かり易い（結果の答え合わせがしやすい）気がします。 硬さの中に柔らかさを感じやすいBLUCKの方が私は冬やベントでは扱いやすい印象を受けますが、オールシーズンであればREDかXですかね。
アプローチ
ここでREDｖｓGETSUMに大きな差が出ます。
REDはフェースや溝に食いついていく感触があり、中弾道の球筋になりますが、GETSUMは柔らかいのにボールが高く飛び出しフェースに乗り難い。REDよりも柔らかく感じるのに全然くいつきません。イメージとしては、やわらかく潰れ過ぎて、ロフト『通り』に跳ね返っていく感じ。ロフト『通りに飛ぶ』感覚なので、高弾道でありながら非常にスピンは乏しい結果になりました。
REDの方は高低打ち分け、入射角の変化に相応に対応した球の飛び方をしてくれるので競技（特にショートゲームのフィーリングを重視するゴルファー）者にはオススメです。
また芝の噛み方やプレーヤーの打ち方によって『すっぽ抜ける』状況でも、適度な柔らかさがあるためにミスを感じにくい。
しっかりとしたショットとミスショットが繰り返されるコースでは、重要なのは『差が少ないこと』。すっぽ抜けたボールを打ってしまっても、キャリーがない分をランが埋め合わせをしてくれれば距離に変化が少ないためスコアに影響しにくい。このミスをいい意味で鈍感にしてくれるRED柔らかさは本当に絶妙なバランスだと感じます。
そしてBLUCK とXの結果ですが、距離的に圧倒的な差ではないためもう人の好みのレベルと感じます。
しかしその中でも飛び方の変化はあり、BLUCKが中弾道で勢いが良いギュギュッとボール（ただし強烈スピンという程度ではない）。
一方のXは高弾道でありながら反発は少ない落ち着いた飛び方をします。打ちたい場所に『収めやすい』という感じです。
先ほどのGETSUMのような単純に弾道が高いボールであれば、予想を超えてぶっ飛んで行きそうで苦手な印象なのですが、Xははっきり言って飛ばない。スピンの多さも含めての『飛ばない』であるため、ショートゲームではXの方が使いやすい印象を受けました。
芝からだと
RED→X→BLUCK→GETSUMの中で高評価。
と、ここまでがアプローチの結果なのですが、より厳しい状況でも判断したいのでベアグランドでも打ちました。
今のところRED BLUCK X が使い手に応じて好みが分かれるな。でも使いえるボールだな。そしてGETSUMは。。。。。。ないな(゜д゜)。。
という感じだったのですが、下の硬いベアグランドに行くとBLUCKとXに大きな差が出始めました（REDは至って安定してて文句なしですｗｗ）
地面がガチガチのベアグランドでは、バウンスがどうしても跳ねます。
それを回避して入射角を鋭くするか、もしくは最初からバウンスが作動することを前程で打つかコースでは対応が分かれるのですが、バウンス跳ねるラインに来ると。。。。BLUCKが明らかに飛んでしまう。
バウンス発動によって、芝では滑っていたクラブが上に跳ね上げられるのですが、その反動がBLUCKだと過剰に反映される印象でした。
アプローチで明らかに飛んでしまっているので、高弾道、ビッグキャリー、ロースピンという結構大問題ですが、この反発が飛距離を産むのも事実ですし、どの層のコアが影響しているかはクラブ、打つ距離などの潰れる要素によっても変わりますが、今回のグリーン周り程度の距離だと明らかな飛びに繋がりオーバーしまいました。
次はショット。
アプローチに近いショートアイアンだとモヤモヤっとした結果が出そうなので、しっかり振るショット＝７番フルショットで比べてみました。
結果。打感的にはREDとがイイのですが、たまにその柔らかさがトゥヒット、ヒールヒットでも感じにくくなる為に悪い意味でシビアさがないな～と。でも、距離の差は出にくいのでそんで、コースを回るのであれば使い勝手は良いな。と。
GETSUMはアプローチ同様打ち出しが高いのですが何か飛ばない時と吹け上がる時の差が大きくて本当に７番？？？？みたいな訳のわからない差が出ることが多数ｗ とってもバラつく印象を受けました。
BLUCKは当たった瞬間のパチパチ感があって、タダのフェードなのに音のせいでスライスに近い印象を受けて個人的には苦手でした。
ドローの際も感触はどっしり捕まっているのにパチっという音のせいでなんだか風で流されてドローに見えます～みたいなびみょーな感じで、でも飛んでるのでやっぱドローだったよね。というなんか打ったフィーリングを落下地点で確かめないと答え合わせしにくい感じ。
意外だったのはXで、打った感じはREDに近い柔らかさなんですが、重さと硬さの層がはっきりしているため、打点ミスの場所が分かりやすく、捕まればシッカリ、抜ければ軽くというフィーリングが明確。ミスヒット、捕まり方の違いがわかりやすいという点では競技者には良いと思います。
ドライバー
ドライバーとUTの場合は７番と違いはほとんど感じられませんでしたが、重さを感じやすいXの場合だけトゥヒット時につよく打点ミスが感じられるため、打った瞬間はドチーピンかと思うくらいのドッシリ感が感じられドキッとしますが、ミスの答え合わせをするという意味では有効に使える特性かなーと感じました。
飛距離性能の差はそこまでのあからさまな違いはありませんが、当たったフェーリングの好みと、若干のスピン量の違いをプレーヤーがどう活かすか、選べるか、という話だと思います。
ドライバーに関してはBLUCKとXがいい感じです。
とこのようにいろいろテストしてみたのはあくまで私のフェーリングの話ですが、まあそれもボール選びの指標として必要なのでまとめてみますが。。。
RED最高！！
な訳です。
なんですが。なんと。。
REDが廃盤になるんですｗ
じゃあBLUCKかXの話になるのですが。。。。わたしならX
理由は飛びすぎないアプローチができる方が寄せやすい！ ミスヒットが明確な方が道具ボケしない！
この２点かな？ あぁ・REDなくなるのは悲しい。(´・ω・｀)
ゴルフレッスン
SWING FACTORY
Enjoy Golf！！
ゴルフ工房５BO
０７０－５６９０－７９９２
沖縄県那覇市首里大名町１ー２５０
https://www.facebook.com/gobozaki/
プロV１（タイトリスト）やツアープリファード（テーラーメイド）設計者が設立したメーカーなので性能は文句なしなのですが（GETSUMはちょっとアレですが）
一番好んでいる点はツアーボールでありながらカバーの耐久性が抜群に良いということ。
カバーが強いのに中身はツアーボール。こんなの使わない理由がない！
ウエッジやボールの話が好きな店主このSNELLボールが大好きでREDを２年使用していますが、少し前に新商品MTBーXが発売されましたので今までの４シリーズを打ち比べてみました。
※ラウンド数は１２ラウンド。４ホールごとにボールを変えた統計が今回の結果。アプロ－チ、パター、ベアグラウンドに関してはラウンドに加えて自私有地などでの１時間×15日分の評価です。
まず、リフティング
①RED②GETSUM③BLUCK④X の順で柔らかい
REDとGETSUMは柔らかさという点ではかなり近いのですが、REDの音は丸みがあるというか響き方が全然違うｗ
REDはカバーなどの表面の柔らかさとその次にある層の硬さの『差』を感じますが、GETSUMは外も中も全部柔らかい感じm(_ _)mソフトフィーリングというのを通り越して『ベッチョリ』という感覚に近いです。
BLUCKとXの差もまた微妙なのですが、BLUCKはカチカチパチパチとした当たった瞬間の硬い部分を感じますが潰れないわけではない。
Xは表面柔らかいが中層もしくは中心核の硬さが混ざって感じるために重さを感じます。
リフティング程度の潰れ度合いだと、全部含めてBLUCKとXは『同じくらい』に感じます。
BLUCKの方が音はカチカチいうのに中心の『柔らかさ』という点ではXより上に感じるため、言葉で表現するには微妙～～～～な変化ｗ でも確かに互の特性の違いは存在しますm(_ _)m
パッティング
リフティングのフィーリングそのままなので、特に変化は何も無いのですが。GETSUMは柔らかすぎて、どんだけ打ったのか、どこに当たったのか分からずグニグニでとても扱いにくい印象ｗｗ
ソフトタッチや柔らかな感触というのも、一定のラインを超えると感性を鈍らせるように感じます(ﾟ∀ﾟ)
グリーンが速い場合や芝が薄くなる寒い季節であれば、ある程度の硬さの感触があったほうがプレーヤーにとっては分かり易い（結果の答え合わせがしやすい）気がします。 硬さの中に柔らかさを感じやすいBLUCKの方が私は冬やベントでは扱いやすい印象を受けますが、オールシーズンであればREDかXですかね。
アプローチ
ここでREDｖｓGETSUMに大きな差が出ます。
REDはフェースや溝に食いついていく感触があり、中弾道の球筋になりますが、GETSUMは柔らかいのにボールが高く飛び出しフェースに乗り難い。REDよりも柔らかく感じるのに全然くいつきません。イメージとしては、やわらかく潰れ過ぎて、ロフト『通り』に跳ね返っていく感じ。ロフト『通りに飛ぶ』感覚なので、高弾道でありながら非常にスピンは乏しい結果になりました。
REDの方は高低打ち分け、入射角の変化に相応に対応した球の飛び方をしてくれるので競技（特にショートゲームのフィーリングを重視するゴルファー）者にはオススメです。
また芝の噛み方やプレーヤーの打ち方によって『すっぽ抜ける』状況でも、適度な柔らかさがあるためにミスを感じにくい。
しっかりとしたショットとミスショットが繰り返されるコースでは、重要なのは『差が少ないこと』。すっぽ抜けたボールを打ってしまっても、キャリーがない分をランが埋め合わせをしてくれれば距離に変化が少ないためスコアに影響しにくい。このミスをいい意味で鈍感にしてくれるRED柔らかさは本当に絶妙なバランスだと感じます。
そしてBLUCK とXの結果ですが、距離的に圧倒的な差ではないためもう人の好みのレベルと感じます。
しかしその中でも飛び方の変化はあり、BLUCKが中弾道で勢いが良いギュギュッとボール（ただし強烈スピンという程度ではない）。
一方のXは高弾道でありながら反発は少ない落ち着いた飛び方をします。打ちたい場所に『収めやすい』という感じです。
先ほどのGETSUMのような単純に弾道が高いボールであれば、予想を超えてぶっ飛んで行きそうで苦手な印象なのですが、Xははっきり言って飛ばない。スピンの多さも含めての『飛ばない』であるため、ショートゲームではXの方が使いやすい印象を受けました。
芝からだと
RED→X→BLUCK→GETSUMの中で高評価。
と、ここまでがアプローチの結果なのですが、より厳しい状況でも判断したいのでベアグランドでも打ちました。
今のところRED BLUCK X が使い手に応じて好みが分かれるな。でも使いえるボールだな。そしてGETSUMは。。。。。。ないな(゜д゜)。。
という感じだったのですが、下の硬いベアグランドに行くとBLUCKとXに大きな差が出始めました（REDは至って安定してて文句なしですｗｗ）
地面がガチガチのベアグランドでは、バウンスがどうしても跳ねます。
それを回避して入射角を鋭くするか、もしくは最初からバウンスが作動することを前程で打つかコースでは対応が分かれるのですが、バウンス跳ねるラインに来ると。。。。BLUCKが明らかに飛んでしまう。
バウンス発動によって、芝では滑っていたクラブが上に跳ね上げられるのですが、その反動がBLUCKだと過剰に反映される印象でした。
アプローチで明らかに飛んでしまっているので、高弾道、ビッグキャリー、ロースピンという結構大問題ですが、この反発が飛距離を産むのも事実ですし、どの層のコアが影響しているかはクラブ、打つ距離などの潰れる要素によっても変わりますが、今回のグリーン周り程度の距離だと明らかな飛びに繋がりオーバーしまいました。
次はショット。
アプローチに近いショートアイアンだとモヤモヤっとした結果が出そうなので、しっかり振るショット＝７番フルショットで比べてみました。
結果。打感的にはREDとがイイのですが、たまにその柔らかさがトゥヒット、ヒールヒットでも感じにくくなる為に悪い意味でシビアさがないな～と。でも、距離の差は出にくいのでそんで、コースを回るのであれば使い勝手は良いな。と。
GETSUMはアプローチ同様打ち出しが高いのですが何か飛ばない時と吹け上がる時の差が大きくて本当に７番？？？？みたいな訳のわからない差が出ることが多数ｗ とってもバラつく印象を受けました。
BLUCKは当たった瞬間のパチパチ感があって、タダのフェードなのに音のせいでスライスに近い印象を受けて個人的には苦手でした。
ドローの際も感触はどっしり捕まっているのにパチっという音のせいでなんだか風で流されてドローに見えます～みたいなびみょーな感じで、でも飛んでるのでやっぱドローだったよね。というなんか打ったフィーリングを落下地点で確かめないと答え合わせしにくい感じ。
意外だったのはXで、打った感じはREDに近い柔らかさなんですが、重さと硬さの層がはっきりしているため、打点ミスの場所が分かりやすく、捕まればシッカリ、抜ければ軽くというフィーリングが明確。ミスヒット、捕まり方の違いがわかりやすいという点では競技者には良いと思います。
ドライバー
ドライバーとUTの場合は７番と違いはほとんど感じられませんでしたが、重さを感じやすいXの場合だけトゥヒット時につよく打点ミスが感じられるため、打った瞬間はドチーピンかと思うくらいのドッシリ感が感じられドキッとしますが、ミスの答え合わせをするという意味では有効に使える特性かなーと感じました。
飛距離性能の差はそこまでのあからさまな違いはありませんが、当たったフェーリングの好みと、若干のスピン量の違いをプレーヤーがどう活かすか、選べるか、という話だと思います。
ドライバーに関してはBLUCKとXがいい感じです。
とこのようにいろいろテストしてみたのはあくまで私のフェーリングの話ですが、まあそれもボール選びの指標として必要なのでまとめてみますが。。。
RED最高！！
な訳です。
なんですが。なんと。。
REDが廃盤になるんですｗ
じゃあBLUCKかXの話になるのですが。。。。わたしならX
理由は飛びすぎないアプローチができる方が寄せやすい！ ミスヒットが明確な方が道具ボケしない！
この２点かな？ あぁ・REDなくなるのは悲しい。(´・ω・｀)
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