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ドライバーのロフトの違い。

ちょっと前に ストロングロフト=角度立っている についてお勉強しましたが、今日はその逆、ロフトが寝ている件について。。。



AWより9番の方が飛び、9番より5番の方が当然飛ぶ、当たり前のことで、これが逆転することはありません。

この飛距離の差を出してくれているのはロフト つまりクラブの面がどれだけ空を向いているかによる違いなのですが、今のアイアンは立って作られています、買い換えたゴルファーが昔の飛距離を取り戻したように感じるように作られているんですね~

立てば立つほど前に進む力が強くなるため飛ぶので、ストロングロフトのアイアンが生まれたのですが、ドライバーになると話は変わります。


ドライバーは14本中一番飛ぶように、当然一番少ないロフトがつけられています、しかし、一番飛ばせる角度=一番上がらない ということにも直結します。ボールは強弾道の方が飛ぶのは当然ですが、早い段階で芝にキャリー(接触)してしまうとそのパワーは吸収され、最長飛距離を出すことができません




ティーアップしていること、シャフトがしなり戻りを起こして打ち出し角を上げてくれる 事などから、それに近い数値まで導いてくれるのですが、それ以外にも高く打ち出してくれるカラクリがクラブにはあるんですね!

日本人の癖というか見栄っ張り、人と違うことが嫌い という性格がよく表れているのですが、ドライバーに関して、なるべく低ロフトが格好良く見えてしまうもの。

しかしその中で200ヤードしか飛ばない人が8度のドライバーなんて打つ前から結果が見えているため、10°11°というものをチョイスするのですが、それでもなるべく10°に押さえておきたい!!と気持ちが出てきます。  
一桁のクラブはかっこいいけど打てない、でも12度はなんかちょっと。。。。。  ということで 10°というロフトはちょっとしたボーダーラインになっているのですが、その10°のドライバーは10°ではありません    
『何言ってんのこの人がーん』   
と思わないで下さいね(笑) 
今のクラブは確実に刻印の数字以上で作られてきます

ドライバーのロフトの違い。

そもそもソール対ロフトが角度なのですが、1° 2° 平気でプラスロフト。
そうしないと最適なドライバーにならないからなのですが、その最適という数値をゴルファーが知らないためなんですね?
ヘッドスピードが遅かったり、初心者でも、誰かに相談すると
『10°でいいんじゃない?』
という返し方された経験あると思います、しかしヘッドスピードに対して考えるとホントはもうちょっと上げないと飛ばない 
自分のことを良くわかっているであろう、ベテランゴルファーでも言えます
『最初10度、全盛期8° 今は年取ったからまた10°使ってるよ!』
そんな人多いですね。
アイアンはストロングロフトになったのにさらに10ヤード飛ばなくなっています、そうなるとちょっと振れなくなった!では足りないんですね。。。。   しかしアイアンが立ってきたなんて知らないでここまで来た。。。そうなると同じロフト買う人が普通になります。

体力が衰えても同じロフトを買い換える人が多い
なかなか寝たクラブが売れない
でも打ち出しが足りてない


じゃあロフト寝かせよう!!  とメーカーは判断しました(笑)   

それでもまだ上がらない人がいるんですね、もうそうなると、体力的に15°とかでないと上げきれないんですが、15°ってスプーンみたい!! そうです スプーンの方が飛ぶ!! 経験したこと ありますよね??
それ正解なんです、 早く振れないのであれば、ドライバーが何度 スプーンが何度 ということではなくなるんですね。
無理に低ロフトを買い続け、ウエイト調整機能やシャフトで上げようと試みる。。。。違うんですね、シャフトで上げれば、しなって暴れるクラブを作り上げているものですし、大砲スイングでアイアンとウッドは全く違うスポーツをしているようなもの。。。
難しくて当然です、同じように触れなくて当然です。。。。

ドライバー3W5W でなく 寝ているならドライバーの次は5Wでいいんです!




さらに研究が進んだ今のゴルフメーカーに言わせるとテーラーメイド発表の一番距離が出せる角度は 


打ち出し角17° スピン1700回転


打ち出しが  17°という事は。。。。ロフトとの違いが相当出てきますぐすんシャフトやアッパー軌道ではせいぜい2、3°プラスで、それ以上だとスイング的におかしくなってしまう。

この17°の数値に合わせて海外のトッププロでさえ12°のドライバーを手にしました。
あんな外国選手で10°オーバーであれば。。。。。飛ばし屋と言われる250Y程度のアマチュアは。。。。   今までの常識だと思われてきたことがどんどん崩れていきますね(笑)    
プロで17度であればヘットスピードの遅いアマチュアだとそれ以上に。。。
 
それに近い17°のドライバーも最近までありました
ゼクシオ17
ヘッドスピード 35以下のゴルファーのために思い切って販売しましたが全く売れず、いかに好ロフトが飛ばない印象を植え付けているかはっきりしたため、それ以降動きなし
海外では昔から高ロフトのラインナップが普通にあり、体力に合わせてロフトをチョイスするのですが、日本では全然受け入れられなかったんです。



テーラーの発表した数値は理想であっって、そこまでの高弾道になると確かについていけないギャップや、球が高いために曲がる幅が増えるリスクはあります、そのためそこまでロフトアップが現実的ではないものの、いまクラブ選びの基準があまりにもズレている。という事です。


最適なスペックというのは他人の意見でも、一般常識でもなく、自分の体力にしかマッチしません。

思い切って10°の壁を越えましょう 12°のドライバーだって別にイイじゃない!!    それが自分にあった武器なんだから。使いこなせないクラブをバッグに収めても、そのクラブはあなたを助けてくれませんよ!

クラブ選びは慎重に♪

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