アッパーブローなんて②。。。。
アッパー軌道が飛ぶと言われ始めたのはパーシモン、メタルドライバー時代

この時代はクラブが短く、そして重かったこともあり、非力だと上げることも飛ばすこともできなかった。
ヘッドが進化し、シャフトも進化したためこれにアッパーを加えれば更なる飛距離を生み出せると考えるのがゴルファーですが、そんな甘いもんじゃなりませんww
パーシモンやメタル時代の素材で現在普通とされる460cc45インチドライバーを作ると。。。。
もう筋トレです重すぎですwシャフトの違いも確かに有りますが。
ざまざまなアイディアと素材の変化で現在の大型ヘッドが成り立つのですが、大きくなっても重量に余裕がある分は、ソール(底)の部分にウエイトを配置しています。
これにより低重心のドライバーが出来上がるわけです。
この低重心はボールを高く打ち出し、スピンを減らす効果があります。
高弾道でドカンと飛ぶクラブになっているわけですね?
では、
これにアッパーを足せば飛ぶじゃないか!!
って思いますよね?
大間違いです(´・ω・`)
低スピン化している時点で、逆に言えばスピン不足の状態です。
10°のドライバーを持っていた人が体力が落ちても買い換えるときにも10°付近を購入します
そして多くのゴルファーが10度以上のロフトのクラブを 普通じゃない、ダサい、カッコ悪い
ように刷り込まれ、なるべく1桁ロフト(9°とか)に近づけようとします
体力が落ちたらヘッドはそのままに、シャフトで何とかしようと考えます。
でもヘッドスピード対ロフトで初めて使える限界値があるのに、年齢、ゴルフ歴、アドバイス、等等。。。で安易にドライバーのロフトを選んでしまいます。
そうなると。。。。10度で低重心のドライバーでも十分MAX限界リミットなのにも関わらず、更に低スピン化の設計クラブにアッパー軌道を加えようとする
=ドロップです。
わざわざ高く打ち上げて即急落下のドロップボールに何のメリットがあるかと言われれば。。。。なんもありません。
上げても飛ばないなら上げる必要は何もないはずです。
アッパーブローが実現すればするほどスピンが減り続けます。

の記事でも話したようなミスヒットの状態で高く上がったままふわふわ飛んでいけば、少しの曲がりでも高いところからの方が危険はいっぱいです

※曲がり角度が同じだと、高い弾道の方がトータルの曲がり幅は増えていきます
しかもそれを一番ブレが出やすい(飛んでしまう)ドライバーで打つ。。。。
どれだけリスクを増やすのか《゚Д゚》。。。。という話。
ここに来て
ドロップしないよ!
という意見が出て来ると思います。
というか逆にこの方↑が多いと思うので、こっちの問題を話してみましょう。
先日記事にしたアッパーのお話。。
この時に説明した『手打ちの形』によって、スピンを増やしているケースが殆どなんです。
という事で。。。本当のナイスショットの時には
弾が低かったね
キャリーは落ちたね
というような事を本人も同伴競技者も感じるのですが、実際セカンド地点まで行ってみると。。。
まーなかなか飛んでいるわけですw
↑この場合にはいい場合と悪い場合があり、ドライな場合であればオーバースペックでも距離を稼いでくれますが、雨などが降るとキャリー不足から当然濡れた地面では転がらず、飛ばなくなってしまう。
どっちを選ぶかはプレースタイルにもよるわけです。
僕は安全な方が良いので雨で飛ばない方が好きですが。。。。
たかが10yキャリーを稼ぐために、振り回し、スピンを増やし、曲がると大惨事を招く高さまで打ち上げ飛距離を稼ごうとしますが、スピン多めでのキャリーボールなんて
即止まりです
ランがないんです。
ちゃんと捉えて、キャリーが伸びれば飛距離も比例するように伸びますが、多くの人が求めているのは、自分の打った側から見た キャリーのみ、高い放物線のみの話なんです。
ちゃんと捉えてキャリーが20yほど落ちたショットと言うのはスピンも減るため、結局ランが稼げるのでそのままマイナス20yにはなりません。
この現象を利用すれば、強風時に楽に振っているのに距離は落ちにくく、方向も安全になる。いいことですよね?
いろいろな攻め方もできるわけです。
道具の進化は止まりませんが、実際の効果を実感しているかどうかと聞かれると。。。。もう思い込みに近い状態が多いわけです。
毎回モデルチェンジしている本当の意味を理解しないまま
これ飛ぶ!
さすが最新テクノロジー!
と言っていても、いきなり20yも30yも飛んだ事ないはずです。
もし飛んだという事であれば、シャフトのフレックスの大きな変化、長さの変化、リアルロフト変化などです。同じスペックで伸ばすためには根本的な素材を変えるなど、もっと圧倒的に大きな変更がなければまず無理です。(そういった意味ではカスタムメーカーは素材や構造から違うので飛ぶ理由になるのですが。)
まずは本当にそのクラブの飛距離、性能を知れるショットをしていなければ、クラブを買い換えても何も変わらないことが永遠と続いてしまうんです。


Enjoy Golf!!
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この時代はクラブが短く、そして重かったこともあり、非力だと上げることも飛ばすこともできなかった。
ヘッドが進化し、シャフトも進化したためこれにアッパーを加えれば更なる飛距離を生み出せると考えるのがゴルファーですが、そんな甘いもんじゃなりませんww
パーシモンやメタル時代の素材で現在普通とされる460cc45インチドライバーを作ると。。。。
もう筋トレです重すぎですwシャフトの違いも確かに有りますが。
ざまざまなアイディアと素材の変化で現在の大型ヘッドが成り立つのですが、大きくなっても重量に余裕がある分は、ソール(底)の部分にウエイトを配置しています。
これにより低重心のドライバーが出来上がるわけです。
この低重心はボールを高く打ち出し、スピンを減らす効果があります。
高弾道でドカンと飛ぶクラブになっているわけですね?
では、
これにアッパーを足せば飛ぶじゃないか!!
って思いますよね?
大間違いです(´・ω・`)
低スピン化している時点で、逆に言えばスピン不足の状態です。
10°のドライバーを持っていた人が体力が落ちても買い換えるときにも10°付近を購入します
そして多くのゴルファーが10度以上のロフトのクラブを 普通じゃない、ダサい、カッコ悪い
ように刷り込まれ、なるべく1桁ロフト(9°とか)に近づけようとします
体力が落ちたらヘッドはそのままに、シャフトで何とかしようと考えます。
でもヘッドスピード対ロフトで初めて使える限界値があるのに、年齢、ゴルフ歴、アドバイス、等等。。。で安易にドライバーのロフトを選んでしまいます。
そうなると。。。。10度で低重心のドライバーでも十分MAX限界リミットなのにも関わらず、更に低スピン化の設計クラブにアッパー軌道を加えようとする
=ドロップです。
わざわざ高く打ち上げて即急落下のドロップボールに何のメリットがあるかと言われれば。。。。なんもありません。
上げても飛ばないなら上げる必要は何もないはずです。
アッパーブローが実現すればするほどスピンが減り続けます。

2016/02/18
の記事でも話したようなミスヒットの状態で高く上がったままふわふわ飛んでいけば、少しの曲がりでも高いところからの方が危険はいっぱいです

※曲がり角度が同じだと、高い弾道の方がトータルの曲がり幅は増えていきます
しかもそれを一番ブレが出やすい(飛んでしまう)ドライバーで打つ。。。。
どれだけリスクを増やすのか《゚Д゚》。。。。という話。
ここに来て
ドロップしないよ!
という意見が出て来ると思います。
というか逆にこの方↑が多いと思うので、こっちの問題を話してみましょう。
先日記事にしたアッパーのお話。。
2016/02/18
この時に説明した『手打ちの形』によって、スピンを増やしているケースが殆どなんです。
という事で。。。本当のナイスショットの時には
弾が低かったね
キャリーは落ちたね
というような事を本人も同伴競技者も感じるのですが、実際セカンド地点まで行ってみると。。。
まーなかなか飛んでいるわけですw
↑この場合にはいい場合と悪い場合があり、ドライな場合であればオーバースペックでも距離を稼いでくれますが、雨などが降るとキャリー不足から当然濡れた地面では転がらず、飛ばなくなってしまう。
どっちを選ぶかはプレースタイルにもよるわけです。
僕は安全な方が良いので雨で飛ばない方が好きですが。。。。
たかが10yキャリーを稼ぐために、振り回し、スピンを増やし、曲がると大惨事を招く高さまで打ち上げ飛距離を稼ごうとしますが、スピン多めでのキャリーボールなんて
即止まりです
ランがないんです。
ちゃんと捉えて、キャリーが伸びれば飛距離も比例するように伸びますが、多くの人が求めているのは、自分の打った側から見た キャリーのみ、高い放物線のみの話なんです。
ちゃんと捉えてキャリーが20yほど落ちたショットと言うのはスピンも減るため、結局ランが稼げるのでそのままマイナス20yにはなりません。
この現象を利用すれば、強風時に楽に振っているのに距離は落ちにくく、方向も安全になる。いいことですよね?
いろいろな攻め方もできるわけです。
道具の進化は止まりませんが、実際の効果を実感しているかどうかと聞かれると。。。。もう思い込みに近い状態が多いわけです。
毎回モデルチェンジしている本当の意味を理解しないまま
これ飛ぶ!
さすが最新テクノロジー!
と言っていても、いきなり20yも30yも飛んだ事ないはずです。
もし飛んだという事であれば、シャフトのフレックスの大きな変化、長さの変化、リアルロフト変化などです。同じスペックで伸ばすためには根本的な素材を変えるなど、もっと圧倒的に大きな変更がなければまず無理です。(そういった意味ではカスタムメーカーは素材や構造から違うので飛ぶ理由になるのですが。)
まずは本当にそのクラブの飛距離、性能を知れるショットをしていなければ、クラブを買い換えても何も変わらないことが永遠と続いてしまうんです。


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