そのラインに打っていいんですか?
ゴルフの中で約半分のスコアを消費するのがパッティング。
それに加えカラーからのアプローチパットも含めると、スコアに占める割合はそれ以上になってきます。
そんなパッティングのお話。。。

今回は傾斜の真横に付けてしまった場合の話をしてみようと思います。
カップに対して傾斜が真横から来ている状況

この状況で『30センチ左に曲がる』と読んだ場合、プレーヤーはどこに打つでしょうか?
当たり前のようですが((笑))読み通り
30センチ右に打つんです。

30センチ曲がると読んだんだから30センチだろう!
と思うでしょうが、そのラインはあくまでも個人が
『予想した数字』であって、結果がドンピシャと言う事はボールが止まるまで分かりません。
30㎝右に打った場合、ちゃんと30㎝右に打ち出してタッチも完璧で入ればそれは文句なしのナイスパットです。
それが強ければどうでしょうか?
カップ上を通過し、オーバー。
弱ければ手前から曲がり始めショートします。

↑これ当たり前のように聞こえますが、実際はチョット意味が違うんです。
この状況でオーバーとショートが予想通り外れる場合と言うのは、あくまで
『予想と結果が一致した場合』
のみ。
だから実際はもう少し曲がるラインだったために強く打っても入る場合や、逆に大きく上に打ち出したのに入ってしまう場合もあるんです。
そんな経験は誰でもあるでしょう? これがあくまでも予想という事なんです。
グリーンの速さ、芽の向き、傾斜の強さと言うのはコースが変わっても違いますし、芝の長さでも違いますし、同じコースでもピンポジションが変わればがらりと変化します、夏と冬でも違います。
これを完璧に読むというのはそんな簡単な事ではないんです。
傾斜の真横からのラインで30㎝曲がる場合

↑ココに打って入るのは
読み通りで強さも一致した場合のみ。
でもこれが
読みよりももっと曲がるライン
だった場合はどうでしょうか?
仮に40㎝(+10cm)曲がってしまった場合。
単純に
10㎝左手前に外れる
と思っている方がほとんどですが。。。。
違います。

強く曲がるという事は、早い段階でボールは転がる方向を変えていきます。
その方向というのは
下りの方向です。

10㎝幅を読み違えた場合は手前に10㎝外しではなく、それ以上にその何倍も転がる距離も曲がりも強くなってしまうんです。
これがもし20cm30㎝読みから外れると、更に下りに転がるポイントが手前になり、下りを転がる距離が長くなるためどんどんカップから遠ざかっていくんです。

=3パット濃厚
距離の長いロングパットの場合は更に気を付けないといけません。
早い段階で曲がってしまうと長い間下り方向に転がるため、ショートパットでの外れる関係よりも何倍も外れてしまうんです。
下る距離が長くなればなるほどオーバー気味で外れていくのですが、この時のオーバーの意味は、曲がる方向に(外れる方向に)伸びると言う事で、カップ奥にオーバーするという事ではありません。
カップ手前で届かずに真横に曲がっていても、まだ下り方向に転がる力が残っているためひたすら遠く遠く転がって離れていってしまうんです。
↑これが曲がるラインで3パット連発する人のパターンです。
大きく曲がるラインと言うのは最後はほぼ真横に転がるんです。

これを考えると読みよりも
更に上に打ちだすのが正解
なんです。
※雑誌でもよく言われる『プロライン』ってやつですね

読みよりも大きく上に打ち出した場合どうなるか考えてみましょう。
予想通り大きく曲がる方向に打ちだしたので外れるとすれば上か奥に外れますが、その最後の止まるちょっと前の回転は確実にカップに近ずくように進むんです。

これが実際はこの大きな読みがドンピシャであればカップインしますし
タッチが弱かった場合でもカップ手前側から入る可能性が高いんです。

そして大きく読むという事は通常よりも上りのラインで打ちだすため、まずオーバーはしにくくなる。

そして読みすぎてもOKパットで収まる。
これに加え最後はほぼ横移動するボールの転がりを考えると、ジャストタッチでもラインは一本ではなくカップの幅あるのと同じなんです。

※上に打ち出してもオーバーやショートの差がひどくこの関係性が実感できない人が出てきますが、その場合はそもそも強弱の出来ていない距離感の問題です。
じゃあどうせ外れるなら自分が思った薄い(今までの読みの)ラインの方がまだマシだ! という人もいるでしょうが、それで外すのと同じ強弱のミスで上に外すのとでは全然残る距離が違います。
しつこく最後にもう一度言いますが。。。
同じタッチで外れた場合、上に(上りに打ち出して)外すのと下に(下りに打ち出して)外すのでは
倍以上の差を生む
という事です。

外れても2パットという保険をかけて打っても、読み違いで入る可能性が高いんです。予定通り2パットであれば完全な自分のプレーで出した2パットです。
保険なしで打てば、外れた時に3パットの影が見え隠れしてしまうんです。
それが18回も続くのがコース。
全部3パットすりゃアベレージ72のシングルプレーヤーでも90点。
こう考えると。。。
保険なしの狙い撃ちってリスク高すぎると思いませんか?
ゴルフレッスン
SWING FACTORY
Enjoy Golf!!
ゴルフ工房5BO
070-5690-7992
沖縄県那覇市首里大名町1ー250
https://www.facebook.com/gobozaki/
http://5bo.golf-hp.com/
それに加えカラーからのアプローチパットも含めると、スコアに占める割合はそれ以上になってきます。
そんなパッティングのお話。。。

今回は傾斜の真横に付けてしまった場合の話をしてみようと思います。
カップに対して傾斜が真横から来ている状況

この状況で『30センチ左に曲がる』と読んだ場合、プレーヤーはどこに打つでしょうか?
当たり前のようですが((笑))読み通り
30センチ右に打つんです。

30センチ曲がると読んだんだから30センチだろう!
と思うでしょうが、そのラインはあくまでも個人が
『予想した数字』であって、結果がドンピシャと言う事はボールが止まるまで分かりません。
30㎝右に打った場合、ちゃんと30㎝右に打ち出してタッチも完璧で入ればそれは文句なしのナイスパットです。
それが強ければどうでしょうか?
カップ上を通過し、オーバー。
弱ければ手前から曲がり始めショートします。

↑これ当たり前のように聞こえますが、実際はチョット意味が違うんです。
この状況でオーバーとショートが予想通り外れる場合と言うのは、あくまで
『予想と結果が一致した場合』
のみ。
だから実際はもう少し曲がるラインだったために強く打っても入る場合や、逆に大きく上に打ち出したのに入ってしまう場合もあるんです。
そんな経験は誰でもあるでしょう? これがあくまでも予想という事なんです。
グリーンの速さ、芽の向き、傾斜の強さと言うのはコースが変わっても違いますし、芝の長さでも違いますし、同じコースでもピンポジションが変わればがらりと変化します、夏と冬でも違います。
これを完璧に読むというのはそんな簡単な事ではないんです。
傾斜の真横からのラインで30㎝曲がる場合

↑ココに打って入るのは
読み通りで強さも一致した場合のみ。
でもこれが
読みよりももっと曲がるライン
だった場合はどうでしょうか?
仮に40㎝(+10cm)曲がってしまった場合。
単純に
10㎝左手前に外れる
と思っている方がほとんどですが。。。。
違います。

強く曲がるという事は、早い段階でボールは転がる方向を変えていきます。
その方向というのは
下りの方向です。

10㎝幅を読み違えた場合は手前に10㎝外しではなく、それ以上にその何倍も転がる距離も曲がりも強くなってしまうんです。
これがもし20cm30㎝読みから外れると、更に下りに転がるポイントが手前になり、下りを転がる距離が長くなるためどんどんカップから遠ざかっていくんです。

=3パット濃厚
距離の長いロングパットの場合は更に気を付けないといけません。
早い段階で曲がってしまうと長い間下り方向に転がるため、ショートパットでの外れる関係よりも何倍も外れてしまうんです。
下る距離が長くなればなるほどオーバー気味で外れていくのですが、この時のオーバーの意味は、曲がる方向に(外れる方向に)伸びると言う事で、カップ奥にオーバーするという事ではありません。
カップ手前で届かずに真横に曲がっていても、まだ下り方向に転がる力が残っているためひたすら遠く遠く転がって離れていってしまうんです。
↑これが曲がるラインで3パット連発する人のパターンです。
大きく曲がるラインと言うのは最後はほぼ真横に転がるんです。

これを考えると読みよりも
更に上に打ちだすのが正解
なんです。
※雑誌でもよく言われる『プロライン』ってやつですね

読みよりも大きく上に打ち出した場合どうなるか考えてみましょう。
予想通り大きく曲がる方向に打ちだしたので外れるとすれば上か奥に外れますが、その最後の止まるちょっと前の回転は確実にカップに近ずくように進むんです。

これが実際はこの大きな読みがドンピシャであればカップインしますし
タッチが弱かった場合でもカップ手前側から入る可能性が高いんです。

そして大きく読むという事は通常よりも上りのラインで打ちだすため、まずオーバーはしにくくなる。

そして読みすぎてもOKパットで収まる。
これに加え最後はほぼ横移動するボールの転がりを考えると、ジャストタッチでもラインは一本ではなくカップの幅あるのと同じなんです。

※上に打ち出してもオーバーやショートの差がひどくこの関係性が実感できない人が出てきますが、その場合はそもそも強弱の出来ていない距離感の問題です。
じゃあどうせ外れるなら自分が思った薄い(今までの読みの)ラインの方がまだマシだ! という人もいるでしょうが、それで外すのと同じ強弱のミスで上に外すのとでは全然残る距離が違います。
しつこく最後にもう一度言いますが。。。
同じタッチで外れた場合、上に(上りに打ち出して)外すのと下に(下りに打ち出して)外すのでは
倍以上の差を生む
という事です。

外れても2パットという保険をかけて打っても、読み違いで入る可能性が高いんです。予定通り2パットであれば完全な自分のプレーで出した2パットです。
保険なしで打てば、外れた時に3パットの影が見え隠れしてしまうんです。
それが18回も続くのがコース。
全部3パットすりゃアベレージ72のシングルプレーヤーでも90点。
こう考えると。。。
保険なしの狙い撃ちってリスク高すぎると思いませんか?
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